仙骨を締める!

読書

変形性股関節症的課題図書?『仙骨姿勢講座』読了しました!

なるほど確かにとても良かったです。

 

変形性股関節症患者的には

骨盤の前傾、後傾

というのは超・馴染みのトピックですし、何なら「骨盤前後傾運動」は患者歴数年ともなれば、やったことない変股症患者はいないのでは?というぐらい有名なリハビリトレーニングだと思うぐらいですが

この本で新しいのは、骨盤の前後傾という、人体を横から見た二次元的な捉え方から一歩進んで、骨盤の動きを三次元的に捉えている点!

 

つまり

 

骨盤というのはどうやら、前傾したり後傾したりする【固まった器】ではなく

前後傾しながらも

閉じたり開いたり

三次元的に動いているものらしいのです!

 

って、どうやら〜らしいのです、なんて言ってますが、言われてみれば、ああ!そうだった!そうだよね、と思い出してもいるわけで^^;、でも正直そのこと忘れてた・・・・。そうよ、骨盤の動きって実際は結構複雑&高度な三次元システムなんだよね!

 

 

本書のポイントは、そのことを踏まえ、骨盤の動きを「骨盤の前後傾」から捉えるのではなく、左右の骨盤の間にあってその動きの起点となる

仙骨の開閉

から捉えている点だと思います。

 

素晴らしい!だって確かに起点はそっちだと思うもの!

 

 

仙骨を締めると骨盤は後傾する。緩めると前傾する。まずはそういうメカニズムがある。

 

で、感動ポイントはさらにその先の三次元的な動きの方にあってそれは

仙骨が閉まると骨盤も締まり、仙骨が緩むと骨盤は拡がる。

という部分。

 

骨盤様が織りなすその三次元的な動きの妙は言葉と図解で本書中に明快に示されております。わかりやすい!!そして当然、締まった骨盤と広がった骨盤では締まった骨盤の強度が強いのです。それこそは私が今求めている体幹の強さの、間違いない一要素\(^ω^)/

 

そして仙骨が締まった結果

骨盤が締まる

という体幹強化策の連携はまだここでは終わりません!その先にあるもう一つの連携ポイントそれは

骨盤が締まると大腿は「縫工筋也大腿二頭筋などによって外側に回される」つまり

大腿が外旋する!ということなんです。

 

ちなみに大腿の外旋ていうのは3月に八田先生のパーソナルセッションで厳命されて以来、変形性股関節症患者の心得として常に心がけていること!

 

興味深いのは本書には、大腿の外旋がなぜ身体の安定感のために必要か、ということのメカニズムが2人1組で行う「実験」と共に紐解かれていて、仙骨を締める動作によって、なぜ身体に強い安定が生まれるか、そのメカニズムについても物理的解剖学的にきちんと説明されていること。おさらいするとそれは

 

仙骨を締めると臀筋群は緊張方向に働いて骨盤が締まる。すると骨盤と股関節を結ぶ靭帯のの働きで大腿が外旋方向に動かされ、それによって大腿前面にある全ての靭帯も緊張方向に働く。大腿前面の緊張から生まれる力は背面で同様に緊張状態となっている臀筋群の力と拮抗し、前面と背面で釣り合う双方向の力が更なる体幹の安定に寄与する、

というような複合的メカニズムと理解しました。

 

「骨盤後傾」「大腿の外旋」も、変股末期の自分がしなければならないことだと知ってはいても、何故そうなのか?について、これまでのところほぼほぼ理解してなかったことに自分で気づいて改めて驚いている私(^◇^;) 。患者って従順です笑。メカニズム知らなくても「とにかくやらなきゃ」と思ってやっていた事柄が、本書を読んで理屈がわかったら、同じやるにしてもモチベーションアップは間違い無し!!!

 

さらに本書で提案されるポイントは仙骨を締めること以外に、肩甲骨の間を窪ませる首の後ろを固定する、という3点セットがあって、実際全部揃えてやってみると確かに

身体にスッと軸が通る感覚を味わえる\(^ω^)/

そして、その姿勢をしているだけで

肺の容積が増える実感もある!!!

 

トレーニング方法もいろいろ紹介されていて呼吸とも関連づけられている点がまさにタイムリーである上に、鍛える方ばかりでなく、緩める方の練習もたくさん紹介されているところが類書と大きく違うところ。今日庭で全部試してみましたが、特に緩める方のワークがどれもこれもやってみて身体が喜ぶ気持ちの良いものばかり♪ 朝のルーティンワークとしてだけでなく、日々疲れが溜まった時にチョイチョイ取り入れるのが健康長寿人生に吉と感じられる素敵なワークたちでした。

 

細かいことを言えば、これまで諸先生方に教わったことと一部異なる部分があったりもするのですが(足裏で地面を踏む際に、親指側で踏むようにという点とか)その辺りは多分、万人のための絶対的な正解ってないのかも、とも思うので、自分の身体で確認しながら少しずつ進めて行こうと思っています。(あるいはいつか機会ある時にまた諸先生方に質問してみよう!)

 

最後になりましたが、素敵な本を紹介してくれた脚友po-chanさん、今回もまた、ありがとうございました!本書の提言に大きな可能性を感じつつ、今後の生活に取り入れたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました